もっぴ Diary

大学生の旅の記録

旅行?留学?アイルランドに行く人必見!のアイルランド基本情報

 



こんにちは、もっぴです。

 

これから夏に向けて、アイルランドへ旅行や留学を考えている人、いませんか?

そんな人に読んでもらいたい基本情報をまとめました。

 

 

 

 

基本情報

 

アイルランドは、豊かな自然と歴史、美しい街や人々が共存する国です。

まずは基本情報から紹介します。

 

位置:ヨーロッパ、イギリスの西の島

人口:約510万人

国旗:緑、白、橙の三色。カトリック教徒、プロテスタント教徒とその友好を表している。

首都:ダブリン

公用語:英語

通過:ユーロ

 

留学のことをまわりに話すと、「アイルランドってどこ?」とよく聞かれましたが、「イギリスの横の島だよ!」といっておけば大丈夫です。イギリスがわからない奴は自分で調べろ。

 

人口は約510万人。北海道より少し少ない。

面積は70,270㎢。北海道より少し小さい。

つまり北海道より少し小さい面積に北海道より少し少ない人が住んでいる感じです。

 

国の雰囲気も、北海道に少し似ていると感じました。首都ダブリンでは多くの人々が集まり、飲食店やバーが立ち並び、賑わっています。しかし首都圏から少し離れると、広々とした空間に家と芝生の広場が、もっと離れるとあたり一面見渡す限り家がどこにもなく、草原に牛や羊が放牧されています。

 

公用語は英語。当初はアイルランド語が第一公用語だったのですが、英国の支配により、今アイルランド語が話せる人はほとんどいません。1ヶ月の留学期間でアイルランド語話者には出会いませんでした。

英語とは言っても、私たちが日本の学校で習うアメリカンイングリッシュではなくブリティッシュイングリッシュに独特のアイルランド訛りがあります。ホストマザーとファザーの会話は最後まで聞き取れませんでした(汗)

 

通過はユーロです。

ほとんどの場所でクレジットカードが使えるので、換金は少なめで大丈夫です。

アイルランドに限らず海外に行く際には、ビザもしくはマスターカードのクレジットカードは必須です。

 

気候と服装について

私は8月に留学していましたが、日本のような暑い夏ではありません。長袖2枚の重ね着がおすすめです。朝方は気温が一桁台、日中は20度ほどまで上がる日もあるので、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。ただ天気が悪い日も多いので、基本的に寒いと思っておいた方がいいです。雨は日本より小粒で横殴りの場合が多いので、傘を刺さない人が多いです。カッパは持って行った方がいいです。

冬は日本と同じぐらい寒いです。暖かくして行ってください。

 

現地に行くと思っていたより寒かったのが印象的です。そんな時に味方になってくれたのがPenney'sでした。日本でいうしまむらとGUの間のような感じ。服以外にも生活の身の回りのものがかなりそろいます。水筒も買いました。

 

水って安全?水事情について

水筒のはなしで思い出したのが水問題。当然ながらコンビニにお茶は売っていません。水で割とどこにでも売っていたのが、日本でもお馴染みのエビアン。それ以外にもペットボトルの水は売っていましたが、日本の水が軟水であるのに対して、ヨーロッパは硬水です。なんでも飲める人は大丈夫ですが、好きではない人やおなかを壊しやすい人は注意が必要です。ちなみにアイルランドは水道の水を飲んでも、問題はないそうです。私の留学先のキャンパスには、水筒に水を汲むための水道がありました。

コンビニ売っているのはほとんどが炭酸飲料で、炭酸飲料があまり好きでない私は水とコーヒーばかり飲んでいました。

 

どんなものを食べる?伝統料理は?

アイルランド含めヨーロッパの多くの国の主食はじゃがいも。たまにペンネを使った料理も出されました。ホストファミリーが私たち日本人を気遣い、米を出してくれることもありました。残念ながらぽろぽろのタイ米でしたが贅沢なことは言いません。家庭によって違いますが、私のホストファミリーはじゃがいもを丸ごとグリルしたものが出てくることが多かったです。家庭によって違うようで、マッシュポテトや細く切られたグリルのポテトが出る家庭もあったようです。

旅行で訪れる人はダブリン周辺には多くのレストランやカフェがありますので、ぜひいろいろなものを食べてみてください。下に書く伝統料理もおすすめです。

 

アイリッシュシチュー

 


アイルランドの伝統料理の一つで、ラム肉とにんじんやじゃがいもと煮込んだもの。ビーフシチューに似ています。家庭の数だけレシピがあるそう。

友人からアーリントンホテルの一階にあるレストランが美味しいよ、とおすすめされたのでそこに行きました。ラム肉が好きな私の口にはとても合い、美味しかったです。

 

アイリッシュブレックファスト

 


アイルランドの伝統的な朝ごはん。

これはダブリン空港で食べたものです。パンの下にソーセージと目玉焼きが隠れています。ソーセージも日本のものとは少し違っていて、日本のものよりスパイスが効いていて肉肉しさがあり美味しいです。

 

バスが便利!交通の便について

アイルランドは地下鉄がありません。そのかわりにバスが非常に発達しています。黄色い二階建てのバスが主に走っています。

 

 

Leap Cardという交通カードを利用すると便利です。バスにも路面電車にも利用可能です。Leap Top-Upというアプリを入れておけば、クレジットカードをアプリに登録しておいてアプリを介してチャージしたり、残高を確認したりすることができます。

 

乗りたい区間が3駅以下、13駅以下、それ以上で値段が変わります。13駅以下の場合はバスに乗る際に運転手さんに行きたい駅を告げてください。それ以外の場合はピッとカードをかざすだけでOK

現金でも払えますが、お釣りは出ないし両替もできません。これも乗る時に運転手さんに行きたい駅を言って先払いします。

バスを停めたい時は必ず手を横にあげてください。何もしなければスルーされます。

 

首都中心部のみ路面電車(Luas)があり、長距離移動の際には列車も走っています。

路面電車(Luas)は、Gureen LineとRed LIneの2本しかありません。私自身1ヶ月の滞在で一度しか乗りませんでした。駅のホームにある券売機で切符が買えます。リープカードの場合は乗る時と降りる時にカードをピッてします。駅のホームにあります。

 

観光地をさらっと紹介

アイルランドに来るなら是非とも訪れてほしい、おすすめの観光地を手短に紹介します。

 

ダブリン城

工事中ということも重なり、少々残念スポットでした。しかし、アイルランドに行った際はマストなスポットです。ツアー以外では中に入ることができません。ほとんどの部分が18から19世紀に建てられていますが、一部は13世紀に建てられた歴史ある建造物です。

 



 

テンプルバー

多くのアイリッシュバーが立ち並ぶエリアです。とにかく音楽と酒。人々は歌ったり話したり、思いのままに過ごせるそんな場所です。中心に行けば行くほどうるさいです。世界的に有名なギネスビールはアイルランド発祥で、どのお店に行ってもありました。お酒好きは必見!



ギネスストアハウス

ギネスビールの工場が見学できる、ビール好きにはたまらない観光スポットです。出来立てギネスの試飲もあります。こちらもお酒好きは必見!私もお酒は好きなのですが、ビールが好きではないのでここには行きませんでした。。

 

トリニティカレッジ

アイルランド最古の大学です。有名なのはその図書館。映画『スターウォーズ』の一場面のモデルになったとも言われています。映画の中に入り込んだような空間に圧倒されます。芝生が広がるキャンパスもおしゃれで素敵な空間です。

 

ゴールウェイ

首都ダブリンが東側に位置するのに対し、ゴールウェイは西側にある海沿いの街です。ダブリンからは列車に乗って日帰りで行けます。エドシーランの『Galway Girl』はこのゴールウェイです。



留学を考えている人へ

アイルランドはガヤガヤし過ぎておらず、落ち着いていますが不便を感じ過ぎない、とても暮らしやすい国なので留学にもおすすめです。

しかしデメリットも存在します。私が利用したのは大学が斡旋する留学プログラムでした。大学単位で募集があり、それに応募して参加する形式でした。大学からのプログラムでの留学はおすすめしません。

理由は日本人が多すぎること。2週間〜3ヶ月ほどまで大学により違いましたが、同じ時期に日本からいくつかの大学が集まります。日本の長期休み(夏休みや春休み)を避けた時期だと他国からの生徒も多いそうですが、長期休みの時期は日本人だらけです。私のクラスは14人の日本人と1人のメキシコ人で構成されていました。

 

長期休みを利用するのであれば留学エージェントを利用することで、現地大学ではなく語学学校のようなところで学べるので、他の国の学生が比較的多いです。

とはいえ、違うクラスには他の国の人がいたり、街に出るとミートアップイベントなどもあるので、外国人の友達を作りたい人は参加してみるのも良いかもしれません。

 

まとめ

アイルランドは国民性も良く、程よく田舎で、でも便利で、将来移住したいと思うほど素敵な国でした。また、留学に選ぶ国としても落ち着いていてとても過ごしやすいです。こんな国の魅力がもっともっと日本にも伝わればいいと思います!ぜひ訪れてみてください。

 

では、また。